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初めまして。
とある20代社会人です。
3月で仕事を辞め、2024年4月から2か月間、世界を一人で旅してきました。(世界というのは大げさですが)
憧れていたバックパッカーを実現でき、非常に充実した時間を過ごすことができました。
その2か月が楽しかったという思い出だけの無駄な時間にならないように、と日々綴っていた日記を記録として残していきます。
細かいルートや費用などは別記事でまとめています。
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5/10
ミュンヘンから便利なユーレイルグローバルパスを使い、電車でフュッセンへ。
フュッセン行きは比較的こじんまりした電車でした。
2時間ほどで到着。
フュッセンに来た目的は、きっとみんな一度は写真で見たことがあるノイシュバンシュタイン城。このお城はフュッセンから少し移動したホーエンシュガンガフという町にあります。フュッセンの駅を降りると、ホーエンシュガンガフ行きのバス停には長蛇の列がありました。
わたしは一旦宿へ。
単線沿いの圧倒的平和な道を歩き、今夜の宿に到着。
DJH Jugendherberge Füssenというユースホステルです。インターナショナルユースホステルで、会員であれば会員価格で、そうでなければ3.5ユーロ追加で支払います。指定のベッドはなく、自分で好きなベッドにシーツを敷く早い者勝ちシステムでした。
荷物を置いて、フュッセンの中心地へ。
中心地はロマンチック街道を感じさせる色とりどりな可愛い建物たちが並んでいました。
そんな可愛い道を歩いていたところ、前日にミュンヘンの街で聞いた路上演奏と同じ曲が聞こえてきました。有名な曲だったんだな〜と近づいてみたら、なんと、ミュンヘン見たのと同じ家族が演奏してました、、、。都市を変えて連日会うとはびっくり。
中心地の端にはホーエス城があります。何と外壁は全て絵で描かれているという斬新さ。
隣の修道院も緑に囲まれていていい雰囲気。
ロマンチック街道の終点はこんなところに?という裏路地にありました。
かわいい街並みを散策した後、目的のノイシュバンシュタイン城へ。
駅前に行列があった通り、本来であればみんなバスで向かうのですが、Googleマップで調べると、徒歩1時間。わたし的には徒歩圏内だったので歩いちゃいました。
歩くとバスでは見逃してしまうような美しい景色も自由に堪能できるので、大好きです。(1番の目的は節約ですが)
歩いている人は少ないですが、自転車とはたくさんすれ違いました。ここに限らずロマンチック街道周辺では自転車を利用している人が多い印象でした。この次に泊まったホテルではスイスから自転車で来た!というマダムにもあったほどです。
歩き始めて1時間後ホーエンシュガンガウの町に到着しました。
城内見学の予約時間まで時間があるので、まずはお城が綺麗に見れるマリエン橋に向かいます。これもまたバスで行けるのですが、もちろん徒歩で。
マリエン橋最寄りのバス停に着くと、なんと長蛇の列!
どうやら橋には人数制限がかかっているようで、なんだかんだ30分ほど並びました。
でもそれだけ待つ甲斐があるほどの、美しい景色!ノイシュバンシュタイン城の良さって、山の中にポツンと建っているところだと思っているので、それが良くわかるこのスポットは必須です。
少し先にも展望スポットがあり行ってみましたが、マリエン橋からの景色で十分かな。
予約の時間もあるので、そのままお城へてくてく。
城は近くへ行くと意外にもラブリーでした。
ノイシュバンシュタイン城への入場は基本的に事前予約制です。5分ごとに区切られた30人ほどのグループで、それぞれ渡されるオーディオガイドをききながら一緒に回る制度でした。写真撮影も禁止で、自分のペースでゆっくり回りたいという方はストレスあるかも。
内装は古き良きお城というよりはかなり近代的で煌びやかな雰囲気で、ディズニー感漂う感じでした。
個人的にはマリエン橋からの景色がハイライトだったかなあ。
ゆっくりできるところもなかったので、そそくさと退散しました。
この町にはもう一つホーエンシュガンガウ城も。
ホーエンシュガンガウに戻ると、バスでフュッセンへ帰るための長蛇の列が。体力が有り余っていたわたしは帰りも歩いて宿に戻りました。
帰りにスーパーで0.09ユーロの激安パンを買い食い。
5/11
ホテルでチーズとハムたちが味わえる美味しい朝食をかき込み、
ダッシュで駅に向かって、電車に駆け込みました。ぎりぎりまでご飯を食べて全力疾走したので胃の中はパラダイス。
お次はロマンチック街道といえば!の地、ローテンブルクに向かいます!
つづく